長尾 敬 Takashi Nagao

長尾 敬(ながお たかし、1962年11月29日 – )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(3期)、内閣府政務官。

2009年(平成21年)8月30日の第45回衆議院議員総選挙では、自由民主党現職の谷畑孝を破り、136,798票を得て、初当選(谷畑は比例復活)。
同年10月から衆議院の北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会理事に就任し、2011年(平成23年)1月まで務める。2012年(平成24年)3月から衆議院厚生労働委員会理事に就任し、同年11月16日の衆議院解散まで務める。

衆議院解散と同時に民主党に「民主党の方向性は、日本の国益にかなうものではない」として離党届を提出し、将来的に自民党に入党する意向を表明(離党届は受理されず11月21日付で除籍処分を受けた)。
第46回衆議院議員総選挙では無所属で立候補し、自民党は当初、長尾を推薦する形を取っていたが、12月13日に長尾の応援演説に訪れた自民党総裁の安倍晋三の意向で公認候補となった。
重複立候補はできず、谷畑に敗れて落選。

2014年(平成26年)12月14日の第47回衆議院議員総選挙に自民党公認で大阪14区から出馬し、維新の党の谷畑に再び敗れるも76,555票を得て比例復活で当選。
当選後の翌15日に首相の安倍から直接誘いを受け、清和政策研究会に入会。

2017年(平成29年)9月12日に北朝鮮の情勢などを踏まえて、憲法9条の1項と2項を残して自衛隊の存在を明記する改憲に賛成。
同年10月22日の第48回衆議院議員総選挙に自民党公認で大阪14区から出馬し、3選。

2018年(平成30年)の 第4次安倍改造内閣で内閣府政務官に就任。

  • 政策・主張
  • 憲法9条の改正に賛成。
  • 憲法9条の1項と2項を残して自衛隊の存在を明記する改憲に賛成。
  • 集団的自衛権の行使に賛成。
  • 敵基地攻撃能力の保有に賛成。
  • 特定秘密保護法を必要としている。
  • TPP参加に慎重な姿勢。
  • カジノの解禁に賛成。
  • 年金の給付水準が下がるのは、負担増が耐えられない為やむをえないとしている。
  • 原発は日本に必要としている。
  • 「村山談話」及び「河野談話」を見直すべきとしている。
  • 首相の靖国神社参拝を問題ないとしている。
  • 外国人参政権に反対。
  • 人権擁護法案に反対。
  • ヘイトスピーチを法律で規制することに反対。
  • 「道徳」を小中学校の授業で教える事に賛成。

民主党の議員時代から選択的夫婦別姓制度に反対しており、制度導入反対を訴える集会「夫婦別姓に反対し家族の絆を守る国民大会」に参加している。反対の理由として、常識とする家族のあり方、結婚のあり方と法律の間にある大きな溝を感じたとしており、2010年に選択的夫婦別姓法を含む民法改正案が提出された事を受けて「この法案が通れば、家族と言うものが空中分解する。」と述べた。

受動喫煙防止を目的に飲食店などの建物内を原則禁煙とする健康増進法改正に反対。自身の公式Twitterにおいて「マナーを守り、秩序と道徳心のある我国が、他国に習ってあれもこれも法律で規制する必要はありません」「世界に名だたる分煙国家を目指せば良い」と主張している。自身が所属する自民党たばこ議員連盟が健康増進法改正について厚生労働省と対立している理由としては、「健康問題vs喫煙者の権利」のように報道されていることを理由に挙げており、本来は「健康問題vs煙草飲食関連従事者の生活」であると主張している。

2008年2月23日、竹島奪還のデモに参加。
竹島は日本の領土であるとする立場をとり、徹底的な両国間の議論が必要としている。
また、韓国が納得しない場合は国際司法裁判所で決着を付けるべきと主張。
その上で、真の日韓友好を望んでいるとしており、両国間の恒久的な平和友好関係への努力を互いが実行するべきと述べた。

民主党議員時代から複数回、有志議員らと共に尖閣諸島沖で魚釣りをした。
漢文学者の石井望と共同で中国や台湾が領有権を主張する資料への反論の記者会見を行うなどして対外発信に取り組む。

沖縄における報道と反基地運動団体について、朝日新聞の取材に対し「『左翼勢力』という表現は不適切。処分は慎んで受ける」と話す一方で、「沖縄メディアは基地反対運動の反社会的行為を報じていない」と沖縄メディアを改めて批判した。

2019年6月12日、鬼木誠、高木啓、長尾敬の3衆院議員と青山繁晴、山田宏両参院議員の計5人で「日本の尊厳と国益を護(まも)る会(護る会)」を発足。